玄関に花。幸運さん、いらっしゃ〜い!

恥ずかしながら、私は片付けベタです。しまうのか、捨てるのか、はたまた何らかのアクションをした後にしまう・捨てるのか、処理方法が定まらない「保留アイテム」がどんどんたまってしまうのです。

そんな私にとって、花を部屋に飾ろうと思い立つときこそ「お沙汰タイム」。収納スペースには限りがあるから、おおよそは「捨てる」裁きを下すのだけど(だったら、とっとと捨てていればいいのにねえ)。花を飾るには花器を置く場だけでなく、その周辺もなんとなーくすっきりしていないことにはサマにならず、必然的に飾る場所周辺を掃除することになります。

花って、空間に与える影響力が強いですよね。片付けて拭き掃除もしたところにポンと置くと、いきなり雰囲気が一変します。で、「やっぱり気持ちいいわぁ」としみじみ思ったりするのです。(なのに、持続できないダメな性格で。はぁ。)

玄関ドアに花を飾るのも、殺風景になりがちな場所が華やいでイイ感じです。ドアフラワーをするようになってから玄関の内側も気になりだし、下駄箱の上が定位置と化していたモノたちもそこにあるべきなのか、見直すきっかけになりました。花を飾ることで、ライトな断捨離ができちゃったかも?

で、ふと「これって風水的にも良いのでは?」と思い、風水に関するサイトなどを見てみると、、、玄関って重要なのですね! 玄関は運気を呼び込む入り口なのだそうです。幸運も玄関から入って来るとのこと。感覚的にわかる気がします。なぜなら、閉じこもっていては何も起きない。良いことは他人と接点があってこそ、何か行動を起こしてこそ生まれる。外界との結界の象徴が、玄関なのだろうと思います。

風水では玄関を掃除するだけでなく、花を飾るのも良いのだそうです。うぉおおお、まさにドアフラワーはぴったりではないですか! なにしろ結界そのものに飾っちゃうんだもの。「幸運さん、いらっしゃ〜い!」です。

ドアフラワーを飾ることで、私自身は、たとえ忙しくてもせめて玄関だけはきれいさをキープしようと思うようになりました。幸運を呼び込む可能性もあるのだから。

さて、そんなこんなの毎日のなか、甥が仕事で東京方面に一泊するというので、だったらウチに泊まってもらおうよという話になりました。彼が我が家に来るのは実に初めてのこと。ドアフラワーが呼び込んでくれたのかな?  彼が来た日はとても楽しい一日になりました。

上の花がそのときのドアフラワー。花屋さんで一束500円で買った「おつとめ品」です。前にも述べましたが、ドアフラワーは短めな花で良いので、鮮度バツグンでなくても結構楽しめます。

ドアフラワーだけではスイートピーが余ってしまったため、玄関を開けたらまた花でお迎えしちゃおうと、正面の壁にも飾ってみました。花器の役目をしているのは試験管と試験管立てで、私が一人暮らしのときに使っていたもの。超久しぶりの登板です。狭いワンルームでも花を飾りたくて「置けないなら、壁にかけちゃえ」という思いから使っていたものです。今回は甥っ子という気楽なお客さんなので、こんな見立ても悪くないでしょう?

   

さらに2本残ったスイートピーは、リビングにあるワゴンの上に飾りました。リビングもそれなりに片付いたから、とりあえずめでたしめでたし!

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玄関ドアに花を飾ろう!

°ドアフラワーそれは2か月前のこと。ツイッターで、玄関ドアに花を飾ったらすてきだよね、という話で盛り上がりました。発案者は育種家の竹下大学さん。竹下さんのツイッターに「玄関ドアの外側にちょこっと切花を飾る。マンションやアパートの無機質な廊下に花が咲く光景。この習慣が広がっていく都市文化。なんだかとっても楽しい妄想」と。さらに「部屋の中の切花よりも、ゴミ出しの際にサッと捨て易い感じがするのも良いんじゃないかな。人に見られるから、捨てる踏ん切りもつけやすいだろうし。」と具体的なことまで。これを「ドアフラワー」と命名し、まず私から気軽にやってみよう!と思ったわけでした。

そして満を持して(ウソ)、本日、ドアフラワーのご提案です。今回のチャレンジはβ版ってことで。改良すべき点やもっと違うドアフラワーの形はあると思います。

【今回用意したもの】材料
・花
・竹串のパッケージ
・両面テープ
・ドアの材質に応じた「ドアフラワー」を取り付けるもの
・場合によって重しとなる小石など

ドアの材質に応じた「ドアフラワー」を取り付けるもの、重しについて。
マグネットが使えるドアならマグネットシートを、吸盤が使えるドアなら吸盤を用意。私のウチの玄関ドアはどちらもくっつきません。そこでドアの裏側上部にフックを逆さまに貼り付け、そこにワイヤーを引っかけて上から渡して引っ掛けました。クリスマスリースなどもその方法で飾っています。
重しは、頭がひっくり返りにくいように使います(花を入れると頭が重くなる)。マグネットの場合は必要ないと思われます。

【では、水壺作成!】
竹串パッケージの底1)竹串のパッケージが水壺になります。四角いのがミソ。ドア接地面が平らな方が都合良いのです。しかし、底に穴が開いているので、底にパッケージの蓋をかぶせることにします。まず両面テープを本体に蓋が完全にくっつくように貼り付けてから、ムリヤリかぶせてくっつけます。

2)本体を適当な長さに切ります。10cmほどが良さそう。

3)マグネットシートでドアに付ける場合は4面とも切って、一つの面にシートを貼り付けたらできあがり。
ワイヤーや吸盤の場合は、一つの面だけ残して切ります。残した面を適当に手前に折り返し両面テープで接着。穴を開けてワイヤーや吸盤を取り付けます。
一つの面を残して切る ワイヤーを付ける

【花を飾ろう!】
1)適宜、小石などの重しを入れます。
2)水と花を入れます。花は短く入れるので、お部屋に飾ったものを切り戻して(短く切り直して切り口をフレッシュにする)お花を最後まで楽しむのもすてき。
今回は春先取りで小さめのチューリップを入れてみました。大きい葉っぱは入らないよ。
3)ワイヤーで吊るすとぶらぶらするので、水壺裏面に両面テープを付けてドアに固定します。ドアは開けたり閉めたりするし外気にもさらされているので、しっかり固定!
ぶらぶらします 裏面に両面テープで接着完成です
4)できあがり!
水壺部分に小枝や葉っぱなどでデコレーションしても。また、紙粘土を付けて花瓶みたいに作っても良さそう〜。

【水壺別バージョン】
紅茶が入っていた小さなかわいい缶を使ってみると、こんな感じに。漏れが心配なので、中にビニール袋を入れてから水を入れました。程良く花留めの役目もしています。
小さい紅茶缶 缶の水壺

【ドア近くの動かない面に】
表札近くに貼り付けてもかわいい? こっちのほうが安定感はあるかも。
表札近くのドアフラワー

【ご注意!】
・ドアを傷つけないように工夫してくださいね。
・ドアの開閉や風などにより、ドアフラワーが落ちないように。
・陽が当たる場所では光るものをデコレーションしない(レンズ効果で火事になっちゃう?)。
・花は枯れそうな前に捨てよう。枯れていてはカッコ悪いし、葉が落ちたりして近所迷惑。
・万一何かあっても責任は取れないので、自己責任で楽しんでくださ〜〜い!

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