【報告】この指とまれ2010展
昨年12月に行われ、参加させていただいた「この指とまれ2010展」。代表の村田訓吉さんのもと、宮崎和之さん、宮崎藍子さん、ジン・サンドストロムさんが事務局を立ち上げてくれました。昨年末に事務局から報告書を頂戴していますので、遅ればせながら抜粋して報告します。
以下報告書抜粋
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「この指とまれ2010展」の鑑賞者、参加作家、関係者、特にご後援頂いたスウェーデン大使館とご協賛頂いたGEOCの皆様有り難う御座います。無事、この指とまれ2010展は大成功のうちに終了しました。
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この企画の最大の目的、「私たちのメッセージを潘 基文(パン ギムン)国連事務総長に送る」ことに賛同してくれて、メールや葉書にメッセージを記入して下さった方は469名にも上り、喜ばしいことに、忙しい年末にも関わらず来館して下さった人数は、のべ2800人にものぼり、当イベントは一応の成功を見たと言っていいだろう。加えて更に嬉しいことに、こういったグループ展では、来場して下さるのは通常作家仲間であったり、美術家がほとんどだったりするのだが、今回の企画展では国籍や職種も多方面に亘る方々が訪れて下さった。実際に「生物について考えさせられた」、「生き物と共に生きたい」、「つながる生命」といった来場者の方々の声と共に、「多くの魅力ある方と出会えた」、「他職種の方と話をしたことで、刺激をもらった」といった参加作家さんの声も届いている。これはGEOCという会場も大きな要因と思われ、GEOCとしても美術団体に会場を提供するのは初の試みとのことだった。
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多種多様な生命が豊かな環境を育むように、豊かな文化や芸術を育むには多種多様な価値観、人生観を持った人たちが集まらなければならない。今回の企画展が契機となって生物多様性について考えてもらったり、またそこから新たな繋がりが生まれ、広がりを見ることができれば、企画、参加した私たちも大いに意義深く、喜ばしいことである。
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