THE MASK -2-
秋耕会小品展出品:作品タイトル「ひそむ人」
会期/2017年5月4日(木)〜10日(水)
場所/東京都美術館・ギャラリーC
2年くらい?仮面作りはお休みしていたのだけれど、昨年のいつだったか突然、ギャラリーGKの星野さんから電話を頂戴し、「仮面ソウ展に出しなさい」と。
「作家さんはね、作り続けなきゃいけないの! 出しなさいっ。」
星野さんはいつも良い具合にお尻を叩いてくれてくださり、私を次のステップへつなげてくれる。
それで2月にギャラリーGKでの「仮面聡展」に久々、新作2作と旧作で程よく枯れて味わいも出た1作、合計3作を出した。(仮面聡展:場所/銀座・ギャラリーGK 会期/2017年2月13日〜18日、場所/京都・ちいさいおうち 会期/2017年3月7日〜12日)
この「仮面聡展」が取り持つ縁で、中根珪先生が「秋耕展小品展」に誘ってくださり、出したのが「ひそむ人」。材料には正月にいけた苔梅を再利用している。
「仮面聡展」では、谷口雅邦先生に「いと面白し」と励ましていただいた「みかん顏」が下に飾り付けられているけれど、みかんの皮に着目してみました!なところが評価されたと思う。これは1回作って失敗し、2回めのを出品したのものの改善の余地アリ。
谷口先生からは以前、同じ題材をしつこくやって発表したほうが良いと、教えていただいた。専売特許になるまでやれということかと思う。それで「ピーナッツの人」とか「フラスコの人」と言われるようになったけれど、これから、「みかんの人」という称号もいただきたいと思っている。