スチールタワーとアロエ
流派の展覧会。テーマ席を希望し、割り当てられたのはスチールタワーのコーナーだった。
210cmのノッポな金属フレームタワーへの関わらせ方としては、静かに存在感を出そうと。
神奈川県支部から東京地区に移籍しての初出品だし、折しも、YouTube「いけばなの未来」での大坪光泉先生のインタビューについて、知る人ぞ知る日本女性新聞に記事を書かせていただいたことと重なり、地味な感じに目立ってはいるので、さらにやらかしてしまってはイケナイと思ったのである。
展覧会での作品説明に出させていただいたのは以下のとおり。
「【メッセージ】
タワー状に組まれた金属フレームのフォルムをそのままに、内側の空間を植物で満たし、柱のように立てています。
重量感あるシャボンアロエは緑色に斑が入ってユニーク。花にちょっと押されながらも立ちのぼり、枠を超えたその先で自由に行きたい方向に。」(たぶん、来年までここにアリ→https://www.shibu-ike.com/artists/a-o/a)
アロエは農業にドハマり中の友人の畑にあったもの。
借りていた畑とのことで、貸主さんへの返還が迫っていた時に、車に積めるだけいただいてきたのだ。
アロエの有終の美を飾れただろうか。
花材/シャボンアロエ、ユリ(コンパニオン)、八重ユリ(エレナ)、スプレーカーネーション(ソフィアバーバラ)
【いけばな龍生展 植物の貌2022】に出品
会期/2022年11月18日(金)~20日(日)
場所/渋谷ストリームホール
(写真/大仲宏忠)