花束・花瓶がない・飾りたい

「花束をもらったけど、飾る花瓶がなくて。。。」でも、花瓶がなくても飾れまーす。文章だけではわかりにくいので写真を入れようと、お花屋さんで「30代の女性にプレゼントする花束を」と注文して花束を買ったので(自分がもらうならそういうイメージなのが欲しいなと。笑)、これを使って説明します。

【用意するもの】
・厚手のコップ、タンブラー、水筒など
・小鉢など
・詰め物となるハンドタオルなど
・あなたが花とコラボさせたいもの

なんじゃそりゃ?な感じですね。今回、コップ系は350mlのサーモスの水筒を使いました。小鉢とハンドタオルは安定させるためのものです。もっと良さそうものがあればそれを使ってください。
「あなたが花とコラボさせたいもの」。これは重要です。後ほど説明します。

【花束の下準備】
花束のラッピングを開いたら、束ねた輪ゴムを少し上に引き上げて根元をほんの少し開げるようにします。花束はだいたいスパイラルに束ねてあるので、上部をゆったりと広げると根元も広がります。広げるだけで根元の安定感が出ます。

ちなみに、根元を水の中で切り戻せば(ちょっとカットすれば)花の持ちが良くなる場合が多いです。また、葉っぱを少し取ったほうがスッキリするし、葉からの蒸散が防げて水が上がりやすかったりします。(今回はそのままいけています。)

【安定感を持たせる】
小鉢に、水を入れて花を挿す水筒(コップ、タンブラー等)を入れ、動かないように周りにハンドタオル等を詰め込みます。こうすることで下部を安定させます。小鉢なしで花をいけてもひっくり返らないようであれば、やる必要はありません。逆にどうやってもひっくりかえりそうなら、花束を短く切るしかありません。
  

【これ以上やる気力が出ない人は】
ここまでで「まだ何かやるの?」と思った方は、水を入れ花束を入れたら、花束についていたラッピングをすればまんま花束で飾れます。

【花束とコラボさせよう】
ここでちょっと、花瓶の役割について考えてみましょう。水を入れるもの、花を立てるもの。それだけではありません。花とコラボするものだと、私は思います。
花瓶がなければ、考え方を変えて一つの花瓶にとらわれる必要がないと思いましょう。水を入れ花を立てる役割は、もはや水筒&小鉢が引き受けています。花と、あなたならではの何かをコラボさせて自由に楽しんでください。

まずは、ありがちだけど。。。バッグに入れてみました。ちょっといいかも?

こちらは電気スタンドのカサとのコラボ。意外と普通だなあ。
  

次は意表をつくよ! なんと国語辞典とのコラボです。あ、これは葉っぱをちょっと取ったのと、ストックの花の丈を3cmほど切っています。

コラボできるものは無限です。あなた次第なのです。花束を崩していけるときも、こんなコラボも楽しいですよ。小さなコップを中に仕込んでいます。(今日も雪だから、履こうと思って出したものなのですけど。それにしてもこれは食卓にはマズイかもね。)

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玄関に花。幸運さん、いらっしゃ〜い!

恥ずかしながら、私は片付けベタです。しまうのか、捨てるのか、はたまた何らかのアクションをした後にしまう・捨てるのか、処理方法が定まらない「保留アイテム」がどんどんたまってしまうのです。

そんな私にとって、花を部屋に飾ろうと思い立つときこそ「お沙汰タイム」。収納スペースには限りがあるから、おおよそは「捨てる」裁きを下すのだけど(だったら、とっとと捨てていればいいのにねえ)。花を飾るには花器を置く場だけでなく、その周辺もなんとなーくすっきりしていないことにはサマにならず、必然的に飾る場所周辺を掃除することになります。

花って、空間に与える影響力が強いですよね。片付けて拭き掃除もしたところにポンと置くと、いきなり雰囲気が一変します。で、「やっぱり気持ちいいわぁ」としみじみ思ったりするのです。(なのに、持続できないダメな性格で。はぁ。)

玄関ドアに花を飾るのも、殺風景になりがちな場所が華やいでイイ感じです。ドアフラワーをするようになってから玄関の内側も気になりだし、下駄箱の上が定位置と化していたモノたちもそこにあるべきなのか、見直すきっかけになりました。花を飾ることで、ライトな断捨離ができちゃったかも?

で、ふと「これって風水的にも良いのでは?」と思い、風水に関するサイトなどを見てみると、、、玄関って重要なのですね! 玄関は運気を呼び込む入り口なのだそうです。幸運も玄関から入って来るとのこと。感覚的にわかる気がします。なぜなら、閉じこもっていては何も起きない。良いことは他人と接点があってこそ、何か行動を起こしてこそ生まれる。外界との結界の象徴が、玄関なのだろうと思います。

風水では玄関を掃除するだけでなく、花を飾るのも良いのだそうです。うぉおおお、まさにドアフラワーはぴったりではないですか! なにしろ結界そのものに飾っちゃうんだもの。「幸運さん、いらっしゃ〜い!」です。

ドアフラワーを飾ることで、私自身は、たとえ忙しくてもせめて玄関だけはきれいさをキープしようと思うようになりました。幸運を呼び込む可能性もあるのだから。

さて、そんなこんなの毎日のなか、甥が仕事で東京方面に一泊するというので、だったらウチに泊まってもらおうよという話になりました。彼が我が家に来るのは実に初めてのこと。ドアフラワーが呼び込んでくれたのかな?  彼が来た日はとても楽しい一日になりました。

上の花がそのときのドアフラワー。花屋さんで一束500円で買った「おつとめ品」です。前にも述べましたが、ドアフラワーは短めな花で良いので、鮮度バツグンでなくても結構楽しめます。

ドアフラワーだけではスイートピーが余ってしまったため、玄関を開けたらまた花でお迎えしちゃおうと、正面の壁にも飾ってみました。花器の役目をしているのは試験管と試験管立てで、私が一人暮らしのときに使っていたもの。超久しぶりの登板です。狭いワンルームでも花を飾りたくて「置けないなら、壁にかけちゃえ」という思いから使っていたものです。今回は甥っ子という気楽なお客さんなので、こんな見立ても悪くないでしょう?

   

さらに2本残ったスイートピーは、リビングにあるワゴンの上に飾りました。リビングもそれなりに片付いたから、とりあえずめでたしめでたし!

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光で金魚草の茎を曲げる

茎を矯めようと(曲げようと)すると、やだよ!とばかりにぽきんと折れる一本気(?)な花でも、チューリップやストック、金魚草などの花は、光のある方向へ向かっていく性質を利用して矯められます。

で、矯めた金魚草に、水仙の葉っぱをあしらってみました。
な〜んて偉そうに言っちゃったけど、実のところ、これは1週間も前にこども教室用に買った予備の花で、しばらくバケツの中に放置していたのです。

放置された気の毒な金魚草ちゃんは暗がりの中、光を求めました。数日後、それに気づいたワタシは、すぐにいけることなく、もうしばらく金魚草ちゃんに頑張ってもらうことにしました。「ごめんね、でもあなたの頑張りは無にしないから! 写真を撮ってみんなに見てもらうから!!」

というわけで頑張ってもらった結果がこちらです。
金魚草

ということは、金魚草ちゃんたちが背筋伸ばしてまっ直ぐにお花屋さんに並んでいられるのも、花農家の方たちが光の方向を工夫してるってことなんですねー。

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玄関ドアに花を飾ろう!

°ドアフラワーそれは2か月前のこと。ツイッターで、玄関ドアに花を飾ったらすてきだよね、という話で盛り上がりました。発案者は育種家の竹下大学さん。竹下さんのツイッターに「玄関ドアの外側にちょこっと切花を飾る。マンションやアパートの無機質な廊下に花が咲く光景。この習慣が広がっていく都市文化。なんだかとっても楽しい妄想」と。さらに「部屋の中の切花よりも、ゴミ出しの際にサッと捨て易い感じがするのも良いんじゃないかな。人に見られるから、捨てる踏ん切りもつけやすいだろうし。」と具体的なことまで。これを「ドアフラワー」と命名し、まず私から気軽にやってみよう!と思ったわけでした。

そして満を持して(ウソ)、本日、ドアフラワーのご提案です。今回のチャレンジはβ版ってことで。改良すべき点やもっと違うドアフラワーの形はあると思います。

【今回用意したもの】材料
・花
・竹串のパッケージ
・両面テープ
・ドアの材質に応じた「ドアフラワー」を取り付けるもの
・場合によって重しとなる小石など

ドアの材質に応じた「ドアフラワー」を取り付けるもの、重しについて。
マグネットが使えるドアならマグネットシートを、吸盤が使えるドアなら吸盤を用意。私のウチの玄関ドアはどちらもくっつきません。そこでドアの裏側上部にフックを逆さまに貼り付け、そこにワイヤーを引っかけて上から渡して引っ掛けました。クリスマスリースなどもその方法で飾っています。
重しは、頭がひっくり返りにくいように使います(花を入れると頭が重くなる)。マグネットの場合は必要ないと思われます。

【では、水壺作成!】
竹串パッケージの底1)竹串のパッケージが水壺になります。四角いのがミソ。ドア接地面が平らな方が都合良いのです。しかし、底に穴が開いているので、底にパッケージの蓋をかぶせることにします。まず両面テープを本体に蓋が完全にくっつくように貼り付けてから、ムリヤリかぶせてくっつけます。

2)本体を適当な長さに切ります。10cmほどが良さそう。

3)マグネットシートでドアに付ける場合は4面とも切って、一つの面にシートを貼り付けたらできあがり。
ワイヤーや吸盤の場合は、一つの面だけ残して切ります。残した面を適当に手前に折り返し両面テープで接着。穴を開けてワイヤーや吸盤を取り付けます。
一つの面を残して切る ワイヤーを付ける

【花を飾ろう!】
1)適宜、小石などの重しを入れます。
2)水と花を入れます。花は短く入れるので、お部屋に飾ったものを切り戻して(短く切り直して切り口をフレッシュにする)お花を最後まで楽しむのもすてき。
今回は春先取りで小さめのチューリップを入れてみました。大きい葉っぱは入らないよ。
3)ワイヤーで吊るすとぶらぶらするので、水壺裏面に両面テープを付けてドアに固定します。ドアは開けたり閉めたりするし外気にもさらされているので、しっかり固定!
ぶらぶらします 裏面に両面テープで接着完成です
4)できあがり!
水壺部分に小枝や葉っぱなどでデコレーションしても。また、紙粘土を付けて花瓶みたいに作っても良さそう〜。

【水壺別バージョン】
紅茶が入っていた小さなかわいい缶を使ってみると、こんな感じに。漏れが心配なので、中にビニール袋を入れてから水を入れました。程良く花留めの役目もしています。
小さい紅茶缶 缶の水壺

【ドア近くの動かない面に】
表札近くに貼り付けてもかわいい? こっちのほうが安定感はあるかも。
表札近くのドアフラワー

【ご注意!】
・ドアを傷つけないように工夫してくださいね。
・ドアの開閉や風などにより、ドアフラワーが落ちないように。
・陽が当たる場所では光るものをデコレーションしない(レンズ効果で火事になっちゃう?)。
・花は枯れそうな前に捨てよう。枯れていてはカッコ悪いし、葉が落ちたりして近所迷惑。
・万一何かあっても責任は取れないので、自己責任で楽しんでくださ〜〜い!

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【報告】この指とまれ2010展

昨年12月に行われ、参加させていただいた「この指とまれ2010展」。代表の村田訓吉さんのもと、宮崎和之さん、宮崎藍子さん、ジン・サンドストロムさんが事務局を立ち上げてくれました。昨年末に事務局から報告書を頂戴していますので、遅ればせながら抜粋して報告します。

以下報告書抜粋
*****
「この指とまれ2010展」の鑑賞者、参加作家、関係者、特にご後援頂いたスウェーデン大使館とご協賛頂いたGEOCの皆様有り難う御座います。無事、この指とまれ2010展は大成功のうちに終了しました。
(略)

この企画の最大の目的、「私たちのメッセージを潘 基文(パン ギムン)国連事務総長に送る」ことに賛同してくれて、メールや葉書にメッセージを記入して下さった方は469名にも上り、喜ばしいことに、忙しい年末にも関わらず来館して下さった人数は、のべ2800人にものぼり、当イベントは一応の成功を見たと言っていいだろう。加えて更に嬉しいことに、こういったグループ展では、来場して下さるのは通常作家仲間であったり、美術家がほとんどだったりするのだが、今回の企画展では国籍や職種も多方面に亘る方々が訪れて下さった。実際に「生物について考えさせられた」、「生き物と共に生きたい」、「つながる生命」といった来場者の方々の声と共に、「多くの魅力ある方と出会えた」、「他職種の方と話をしたことで、刺激をもらった」といった参加作家さんの声も届いている。これはGEOCという会場も大きな要因と思われ、GEOCとしても美術団体に会場を提供するのは初の試みとのことだった。
(略)

多種多様な生命が豊かな環境を育むように、豊かな文化や芸術を育むには多種多様な価値観、人生観を持った人たちが集まらなければならない。今回の企画展が契機となって生物多様性について考えてもらったり、またそこから新たな繋がりが生まれ、広がりを見ることができれば、企画、参加した私たちも大いに意義深く、喜ばしいことである。

*****

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ありがとうございました

生き物全てが手を取り合って仲良く生きよう 
この指とまれ2010展
の搬出が、昨日ありました。

サポートして下さった方、見に来て下さった方、クリスマスカードを作ってくださった方、事務局の方、
皆さんありがとうございました。お世話になりました。参加できて良かったです!

集まったクリスマスメッセージカードは、今、事務局の方がパン・ギムン国連事務総長宛に送るよう手配してくれています。それらについては、来月あたりにできるというホームページで詳細が報告されるでしょう。

そもそも国連事務総長にメッセージを送っちゃおう!なんて破天荒な話ですよね。そんなこともできるのですね。

まずはお礼と簡単なご報告まで。
写真は後日アップします!

12月24日追記
パフォーマンスを含めたいろいろな写真は「この指とまれ」のHPにアップされると思いますが、私の作品と外観などをご紹介。最初の2枚は参加アーティストの柳賢男さんが撮ってくれたものです。最後の1枚は集まってきたクリスマスメッセージカードの一部です。

  • 会場外観

    会場外観

  • 「仲良く生きよう Christmas Tree-Wreath」

    「仲良く生きよう Christmas Tree-Wreath」

  • 「仲良く生きよう Christmas Tree-Wreath」

    「仲良く生きよう Christmas Tree-Wreath」横から。ヒノキ、くねくねしてます。

  • クリスマスメッセージ

    クリスマスメッセージの一部

2011年2月25日追記
事務局より、メッセージカードが国連事務総長に宛てて送られたという報告がありました。

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パーティの取り皿に

【この指とまれ2010展】でのレセプションパーティ用に、紙皿などの用意を頼まれました。

気持ちとしては陶器の取り皿を使いたいところ。しかしレンタルでも費用面やその他の制約があって難しい。そこで、おっされ〜な形状でエコな紙皿を見つけたのですが、これとて仰せつかった予算にはとうてい収まりません。バガス紙(さとうきびカスで作った紙)の紙皿はパーティにはちょっぴり寂しいし。

で、思いついたのが、コレ!

舟経木

舟経木


たこ焼きがよく乗ってるお舟、舟経木です。これを取り皿にすることにしました。エゾ松の間伐材で作ってるらしい。

意外性で勝負です。外国の方など面白がるんじゃないかな? これ、パーティで使うの流行らないかなあ。。。この上に笹の葉なんか敷いたら、超クールじゃない?

ちなみに、私が買ったのは8寸サイズです。普通のたこ焼き8個分くらいの大きさ。7寸はちょい小さめかも。合羽橋で100個単位で売っていました。もう少し小ロットで売っていたら使いやすいかもしれませんね。

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「ちょい花ライフ」でいこう

来客がある時、花を飾りたくなりませんか? 花があると素敵ですものね。ということはお客様がいらっしゃらなくても、花がいけてあったほうが良いはず。でも、忙しいし、花瓶もないし、だいたい飾るところがない。。。とよく言われます。

わかるぅ〜。じーつーにわかる! だって私も結構そんなふうに思うから。そのうえ自他ともに認める「ズボラー」だし。

そこで、ないない尽くしの現状を踏まえた上で「簡単」にできて、結構「イイ感じ」にお花が飾れる方法を考えて、ご紹介していきたいと思います。そうです、「暮らしに花を」のカテゴリーは日頃お花とは無縁な方にも見ていただきたいのです。

何十本ものお花を買う勇気がなくても、全然大丈夫。「ちょい花」でいきましょう。提案内容によっては花のほかにも必要なものがあるでしょうが、家にあるものや手に入りやすいもの、売っている所がはっきりしているもの等にし、「こんなのできないよ〜」とはならないようにしたいです。

私からの提案について、「もっとこうすると良い」とか「こんな風に作ってみました」といったコメントも大歓迎です。皆様のすばらしいお知恵を集結させていただかないことには「ちょい花ライフ」を盛り上げられないでしょう。

今はブログの一部にすぎませんが、盛り上がってきたら独立させて投稿者で作るサイトにしたい!と、つい妄想が膨らみます。「クックパッド」ならぬ「フラワーパッド」ですね。きょう何いける? フラワーパッド見て決めよう!みたいな。

ささやかな始まりではあるけれど、ここから「ちょい花ライフ」を楽しむ方が増えていったら、私はとても嬉しいです。

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【この指とまれ2010展】

生き物全てが手を取り合って仲良く生きよう 
この指とまれ2010展

に参加出品します。

12月10日(金)〜18日(土)
(火〜金)10:00ー19:30
(土)10:00ー17:00
(日・月)休み

国連大学1階 地球環境パートナーシッププラザにて
入場無料

展示だけでなく、11日(土)はパフォーマーのイベントもあります。

また、国連へ届けるクリスマスメッセージカードも展示します。カードをしたためるのは皆さんです。人間どうしの損得勘定も大事だろうけど、生物多様性の保全という本質的なところこそ大事だよね!という気持ち、ありませんか?
ハガキサイズくらいの紙に描いて・書いて会場に持って来てくだされば、展示し、その後、国連事務総長宛(*)に送られます。
星型とか、ハート型とかに抜いても、いいかも! ここで目立つってのはイイことです!!

くわしくはこの指とまれ2010展
*現段階では、リンク先で名称が違っていますが、正しくは「国連事務総長」です!

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