横浜名流華道展でいけたいけばな

今回の横浜名流華道展は私にとって病気療養後、初めての「いけばな展」。気軽な美術展には出品していましたが、いけばな展ではなかったので、こちらでいけばな復帰宣言、そんなつもりでのぞみました。
(クリックすると大きいサイズが別ウィンドウで開きます。)

グラジオラスを花の部分と葉の部分にカットして使いました。
左から見ると、

ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。
これからまた、よろしくお願いします。

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第64回 横浜名流華道展

会期/2012年4月1日(日)〜2日(月)
会場/横浜高島屋 8階ギャラリー

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主催/横浜華道協会
後援/横浜市市民局
入場料/500円(小学生以下無料)

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花あそびにCDケース

「ペットボトルに花をいけたなら」で、メールをご披露させていただいたNさんから先日、コラボ第二弾メールを写真付きでいただきました。

「父がまたデイケアの花あそびで作ったお花を持ってきましたので、ペットボトル隠しにCDジャケットを使ってみました。本人も喜んでいました。なかなか応用できて楽しいです。」

素敵です! お父様がお花をいけ、NさんがCDジャケットを選んでと、父子コラボになっているところがまた良いな〜。

デイケアでは小物を作ったりして家に持って帰ることも多いと思います。その小物が家で喜ばれたら、誰だって嬉しいです。お花もいけて楽しかった、だけに終わらず、お家でも素敵に飾れたら、いけた人も嬉しいし、家族皆が嬉しいし、お客様も嬉しいし、お花も嬉しいし、花農家さんだって嬉しいと思います。

それにしてもCDジャケット、ナイスアイデアではないですか!! 思いつかなかったわ〜。CDジャケットは立ちやすいし、気分次第でいろいろ変えられて楽しそう。このアイデア、皆でいただいちゃいましょう!

CDジャケットの二枚使いとか、角度を変化させるとか、いろいろバリエーションもありそうですね。私もイメージわいてきました。Nさん父子に負けないよう、逆発想でいってみようかな? CDジャケットを選んで、そこからイメージするお花をいけてみるのです。面白そうでしょう?

NさんとNさんのお父様、ありがとうございました。ちゃっかり載せさせていただきます。

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手袋に一輪いける

明日はバレンタインデーですね。
バレンタインデーって、冬で良かったと思いません? 寒いと温もりが恋しいですもの。

というわけでかどうかは最後までご覧頂き判断していただくとして、本日は手袋に花を生けるという試みです。

【用意するもの】
・手袋片方
・針金(太め)
・ラップ
・輪ゴム
・もちろん花を一輪

【早速やってみましょう】
手袋を置き、指の形に針金を曲げていきます。針金の先が手袋を突かないように注意。手袋に花がもたれかかるようにするので、花が重たそうなら針金を何重にも曲げます。

指の形にした針金をそれぞれの指に入れたら、針金を長めに切ってぐるぐるに巻き、平らにして、手袋を立たせます。

  

立ちました。ここでつい、お釈迦様の手などいろいろ作って遊んでしまう恐れアリ。先を急ぎましょう。

ラップを二重にして水を溜め、花の切り口を入れたら輪ゴムで縛ります。ラップは大きめにして縛ること。輪ゴムまで届いていない部分があると、そこから水漏れしてしまいます。

不要な部分のラップをカットしてから周りの水をよーく拭き取り、輪ゴムから茎にかけてセロテープでぐるぐると巻いておきます。

手袋に花を預けて出来上がり。後ろがどうなっているかわかるように、鏡の前に置いてみました。

手の膨らみを出すために、ティッシュなどを詰めても。ただ、あまりリアルに作りすぎると、自分で作っておきながら後でビビったりします。

手袋は高価なものはやめておいたほうが無難でしょう。また、水入れにラップを使いましたが、試供品でもらう1回分のシャンプー、あの袋のほうが漏れなくて良さそうですよね。

さて、手袋にいけてしまったアナタは、バレンタインデーの日に手袋がありません。
冷たい手で彼にプレゼントを渡すと、彼はアナタの手を握ったまま自分のポケットに手を突っ込みました。そう、アナタの手も一緒に。
そして一か月後、もう片方の手袋に彼がそっと指輪を。。。
なんて話が本当にあったら、ぜひ、ご連絡ください。

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【この指とまれ 2011展】に出品中!

本日より、【この指とまれ2011展】 です。
ビミョーに体調不良なのでお休みしようかとも思ったのですが、助っ人さんに力仕事を全部お任せして、ちゃっかり出品しています。

制作途中を写真に撮ってもらいました。痩せてますが、それなりに元気です。ご心配くださった皆さん、ありがとうございました。

さて、展覧会のご案内をします。

【この指とまれ2011展】
日時 2011年12月21、22、24、27、28日
(火〜金 10:00〜18:00、24日は〜17:00、28日は〜16:00)
場所 国連大学1F GEOC
*24日は、13時よりパフォーマンスイベントと15時半よりレセプション・パーティあり。

土曜日は国連大学内でファーマーズマーケットなども開催されていますから、面白いと思います。

土曜日は私も午後から行きます。コラムに載せたのですが、お花とは関係ないのですけれど、腔内温熱化学療法の保険診療を求める署名を持ち歩いているので、署名してもいいよ〜という方はお声がけくだされば幸いです。

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ペットボトルに花をいけたなら

先日、こんな嬉しいメールを頂戴しました。

「父がデイケアの『菊の節句の行事』とのことで、生け花(というほど大げさなものでもなくて、『花遊び』と呼んでいます。時々あります)をして来ました。ペットボトルを切った花瓶に例の深緑の保水体を入れて、小菊や龍の髭のようなものを気ままに差したもので、そのままではいかにも低予算という感じですが、あなたのHPに出ていたように本を立てて見せたら、大家の作品のようだと言って喜んでおりました。」

デイケアや幼稚園、小学校でのお花体験では、予算の関係等でペットボトルを使うことが多いと思います。あえてペットボトルをむき出しに使うことで作者の意図を表現するお花もありますが、このような場ではおおよその場合違うでしょう。

ペットボトルにいろいろデコレーションしたりして「オリジナル花器」を作れたらまた楽しいですが、そこまでしない、できない場合は、自宅に持ち帰ってから何かとコラボさせてみるというアドバイスが付け加えられても良いかと思います。

メールにあったHPとは、「花束・花瓶がない・飾りたい」の後半にある【花束とコラボさせよう】という部分です。簡単だし、お金もかからないし、何よりぐっとお花が引き立ちます!

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【マスク展】に出品します

病気隠遁?から復活して初の展覧会出品になります。まだ本調子ではないですが、ゆる〜く楽しみたいと、ただいま今頃、やっちゃイケナイ夜なべ決行中!
銀座の画廊ですので、おついでに足を延ばしていただければ幸いです。平日のみですが。。。

【The MASK】
2011年9月12日(月)〜9月17日(土)
12:00〜19:00(最終日16:00まで)
ギャラリーGKにて
東京都中央区銀座6-7-16 第1岩月ビル1階
Tel:03-3571-0105

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いまさら3月の展覧会報告

3月にあった「BEAT NOW」「横浜名流華道展」での出品作品を、いまさらですがアップしました。

「BEAT NOW」での作品は、おさるさん&カエルくんのストローボトルに、アンスリウム(2種)またはアンスリウムの葉を挿しました。4メートルくらいの幅を使わせてもらっちゃいました。
タイトルは「ウッキーワンダーランドへようこそだケロ」です! 横に田中恵子さんの絵の作品も見えますね。

アンスリウム1

2011アンスリウム2

もう一つ、「横浜名流華道展」では、3月末の開催で震災後であり、また私自身が体調を崩して不調のなか、暗い作品にはしたくないけれども、でも素直に自分が抱えているイメージを表現することにした、紆余曲折の愚作です。
タイトルは「ワタシのカラダとゲンパツと」というところでしょうか。壊れて爆発しているイメージなんだけど。。。
2011カスミソウ

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展覧会出品のお知らせ 3つ

3月の展覧会出品のお知らせです。3つあります。

【BEAT NOW】
ジャンルを問わず自由に参加できるアート展。私は植物を使った作品を出品します。今回は軽いノリで遊んでみようと思います。

会期/2011年2月28日(月)〜3月5日(土)10:00〜18:00
(ただし、初日14:00より、最終日16:00まで)
会場/横浜市民ギャラリー1階
(神奈川県横浜市中区万代町1-1 横浜市教育文化センター内)
主催/造形芸術研究会

【この指とまれの作家たち展】
昨年、国連大学内GEOCで行われた「この指とまれ2010展」の作家たちが出品。私は、昨夏の「MASK展」で展示したマスクを展示予定です。現在唯一の「残る作品」です。いつも「消えもの」しか制作していないので。。。

会期:2011年3月7日(月)〜3月14日(月)12:00〜19:00
(ただし、最終日17:00まで)
会場:アークネス・アート・ギャラリー
(東京都中央区日本橋本町1-4-3 ヴィラアート日本橋)
http://www.gallery-arkness.com/schedule/2011/3/konoyubi/

【横浜名流華道展】
横浜華道協会理事によるいけばな展。私は3月27〜28日に出品します。詳細は追って。

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和蘭「春色」を1本、いける

蘭というと、どんなイメージを持ちますか? 私は、ゴージャスでちょっと気位が高くて、、、なんて感じます。ところがそんなイメージとは異なる蘭に出会いました。和蘭です。

羽衣洋蘭園さんの和蘭「春色(しゅんしょく)」。

ややうつむき気味にひそやかないでたちながら、凛とした気品を兼ね備えています。しばし眺めた後に気付くのは、そこはかとない色気。なんか良いです。ワタクシ、そんな女性になりたいんですけどぉ〜。無理か。。。

この「春色」をいけてみることにしました。葉っぱは水仙の葉をあたかも蘭の葉のようにみせかけようとしたけど、写真の通りイケてない! で、これはボツにします。風情ある「春色」だからこそ、フェイクだと邪道に見えてしまうのでしょう。とはいえ、蘭は葉を刈り取ってしまうともう来年は花が咲かないのだそうで、葉を売りに出すのは難しいらしいのです。デリケートですね。でも、きっといつか葉も生産者さんの努力により出荷されるようになると思いますっ!(プレッシャーかけてスミマセン。)

で、仕切り直して、今度はまーったく違う葉を合わせてみました。シペラスです。葉を半分ほど省略して添えました。潔くて?良いかな〜なんて思ってます。

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